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第56回 スカイライン・クロスオーバー
四駆か、それなら仕方なかんべぇ!

 以前からスカイラインベースのSUVが国内販売されると、そんな噂が流れていた。 その噂は事実だった。 「四駆か、それなら仕方なかんべぇ!」とばかりに、御殿場周辺で行われた試乗会に出かけてきたる。 <続きを読む>

 
第33回 プジョー308
最近のプジョーは何でネコ顔なんだ。308は、あのつり目が印象的!

 そういう若い娘をみたことはないが、プジョー308を一目見たとき「なんだ、コレは!」と思った。 そのとき、頭の右隅から左隅にゆっくりと移動した映像みたいなモノの中で大口を開け、喉チンコまでさらけ出したフランスギャルが笑っていた。
 なるほど、そうか……。 308の顔、あのつり上がった目、あの大きな口は、アレを彷彿させてくれた。 そう、トトロに出てきたネコバスが一瞬だけみせる化け猫顔にイメージが被さった。
で、結構なネコ顔が最近のプジョー。
308はモア、キャットフェイスではないかい?

ばんびろボディは室内にゆとりを生んでいる。
ファミリカーとしてお洒落に乗ろうぜ。

 セミトールキャビンなるコンセプトを掲げて、2001年にデビューした307。 6年間で300万台以上の記録的な販売実績を誇っている。
 その人気と実績をそのまま受け継いで登場したのが308。
サイズ的にはゴルフやトヨタのオーリスと同クラス。 クルマの外観で感じるサイズより実際に乗ってみると、想像以上に室内は広く全幅も1820ミリもある。  一言で言えば、でかいハッチバック。 ボディデザインは個性が強調され、最近のプジョー顔を踏襲。 実にフランス的で好きと嫌いがはっきりと分かれるところだろう。  それと最近のプジョーで感じることは、フランス車っぽくないという点だ。 たまたま、古いフランス車、ルノーキャトルをじっくりと見る機会があって、 いやというこどフランス的合理主義を見せつけられた後だったかも知れないが、 外観のコ洒落たデザインと裏腹に室内はユーザーに媚びた日本車的な装備、 コーディネイトを匂わせているように感じてしまった。

クセのないドライブフィールは万人向け。だれでもが親しめる!

 さて、それはともかく走りだしてみた。 2007年エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得した1、6リッターのツインスクロールターボ付きDOHCエンジンは普段はおとなしいが、 アクセルを踏み込むと、かなり元気のいいエンジンだと気づかせてくれる。 BMWと共同開発とはいえ、この4気筒1、6リッターはすでにミニに搭載され好評を博している。 そして4速A/Tとの相性もいい。 市街地から高速までドライバーの要求に応じたレスポンスを発揮してくれた。
 肝心な乗り心地、ハンドリングは特に「どうだ、参ったか」と、特徴的な部分はない。 それにプジョーとしての味わいもほとんどない。  あえていうなら、顔、外観はフランス車らしい、 プジョーらしいものを印象づけているが、 ハンドリングやら操縦安定性といった部分はまったくの癖、個性といったものを感じさせないといっていいだろう。
 つまり、フランス車好き、プジョーマニアックならずとも、万人が満足できるクルマになっていると言っておこう。 お洒落でクルマを運転したいというヤングミセスあたりに似合いの1台だ。 ただし、308をドライブするときユニクロは似合わないだろう。
価格/308プレミアム:2990000円
    308シエロ  :3450000円から。

Written by 西村 光生


次回もお楽しみに!
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