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第56回 スカイライン・クロスオーバー
四駆か、それなら仕方なかんべぇ!

 以前からスカイラインベースのSUVが国内販売されると、そんな噂が流れていた。 その噂は事実だった。 「四駆か、それなら仕方なかんべぇ!」とばかりに、御殿場周辺で行われた試乗会に出かけてきたる。 <続きを読む>

 
第1回 印度、いんど、インド。INDIAN……。

 インドへ行くことになった。
  まだ、いすゞが日本名、ビッグホーンやウィザードといったSUVを販売していた、その末期というべき時期である。
  それは一本の電話から始まった。
「いすゞの四輪駆動車でインド、ヒマラヤ近辺の旅をしませんか、ウフフ……」 
  誘いはいつだって、唐突で突然。いきなりである。
  確か、そのような誘い文句だったと記憶している。
  当時、いすゞ自動車の広報部に在籍していた辻村さんは、電話の向こうで含み笑いを押し殺すような声で、喋ったと思う。
  多分、一言、二言喋った後に、笑いをかみ殺していたに違いない。
  それは、何の前触れもない無責任な悪魔の誘いと人はいうかも知れない。
  だが、誘う側も遠慮、躊躇いがあったに違いない。
  何といっても、その場所がインドである。
  カレーに始まり、ヨガ、コブラ使いにターバン男にサリーの女……。
  映画の国であってTI先進国でもある、とにかく神秘も神秘、大神秘の国である。
  宗教だってヒンドゥ教の国、仏教も、ジャイナ教、ゾロアスター教も少々。その他モロモロ……。それにどこかの寺院にはエロチック彫刻もあるという。
  そのインドにイスラエル人グループと共に行かないかというのだ。
  誘いを掛けてきた側からすれば、その辺りの事情がわかっていて、誘い文句の後に、笑いがこみ上げてきたのかも知れない……。
「何ぃ、インドだって……」

<続く>

ヒマラヤ連峰の名もなき一峰。カシミール側からの眺め。山肌に続く水平な線は古来よりの交易の道だという。馬、ロバによる交易は未だに続行されている。 カシミールに入ってすぐ。谷あいでみた素朴なインドの田舎。緑も多く、インドのイメージからかけ離れた風景に驚かされる。温暖な気候で作物も豊富だと聞いた。
Written by 西村 光生
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