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第56回 スカイライン・クロスオーバー
四駆か、それなら仕方なかんべぇ!

 以前からスカイラインベースのSUVが国内販売されると、そんな噂が流れていた。 その噂は事実だった。 「四駆か、それなら仕方なかんべぇ!」とばかりに、御殿場周辺で行われた試乗会に出かけてきたる。 <続きを読む>

 
第3回  爺少年の心はときめいた!!

「ヒマラヤって、あのヒマラヤだよな、世界の屋根のあの……」  行くだけ、行ってみるか。ダメならダメで……。
 家に戻ってパンフレットをじっくりと読む。そこには五千六百メートル地点を通過する世界最高地点にある自動車道路を走るとあるではないか。  どうやら、それがその年のチャレンジだったのである。
これまで、そんな高地を自分の足で立ったことはない。頭を過ぎったのは頭痛や嘔吐、食欲不振や下痢。その他モロモロの症状で死ぬほど辛いといわれる高山病である。そんなのは絶対にイヤだからなぁ……。
 あらためて地図を見る。インドの北部、東は中国と、西はパキスタンと国境を接した場所ではないか。そのインドとパキスタンが国境を巡り、一触即発状態でもある。 「本気で危なくはないのか!」  

80年代の後半、シルクロードを走破するチャンスに恵まれて以来、孫悟空やら、ヨーロッパの探検家の冒険、探険譚を読みふけり、爺少年になっていたのだ。
 爺少年というのは、歳を食っているのに頭と心は少年感覚の人間のことである。  これが少年爺となると、ただのばか者。少年のクセして感覚は爺という、なんとも情けない男のことを指す。わかりやすく言えば「逆とっちゃん坊や」ということになる。
「冗談じゃネェよ。俺は爺少年だ」  とばかりに、二つ、三つ返事で話に乗った。
ところが、これまでイスラエル人と口を聞いたことも、つきあいもない。
 イスラエルか…  場所は地中海の一番奥。
 パレスチナ自治区とユダヤ教vsイスラム教の宗教紛争を起こしている国だ。
 そのイスラエル人と共に、多宗教国家であるインドを走る。
しかも、走る場所はインド北部。
 ここでインドは、隣国パキスタンと国境を巡って紛争が起きている。  さぁて、どうなるのか……。
 

<続く>

山岳路の中の絶景ポイント。北に聳える山波を一望できる場所でインド人観光客に混ざって雄叫びを上げるイスラエル人たち。 山岳地帯に入った夕暮れ。はるか遠くにヒマラヤの峰々が雲の切れ間から顔を覗かせた。さすがは世界の屋根。畏怖の念を感じさせる。
荒涼とした山岳地帯の風景。インドのイメージとはほど遠い世界が広がる。冬は豪雪地帯で、雪解けが始まると、大河が生まれる。
Written by 西村 光生
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