| MSTV.JP |動画の無料配信|画像|記事|東京モーターショー|旧車|自動車|バイク|ドレスアップ|ドリフト|コンパニオン|
TOP新車&インプレノスタルジックカスタム イベント車窓の世界バイク

第56回 スカイライン・クロスオーバー
四駆か、それなら仕方なかんべぇ!

 以前からスカイラインベースのSUVが国内販売されると、そんな噂が流れていた。 その噂は事実だった。 「四駆か、それなら仕方なかんべぇ!」とばかりに、御殿場周辺で行われた試乗会に出かけてきたる。 <続きを読む>

 
第4回  初インド、空港にパパイヤの香りはしなかった。

インドに出かける準備は着々と整った。インド大使館でビザをもらった。  参加が決定すると、イスラエルから高飛車な連絡が入る。
「ユニフォームを用意するからサイズを教えろ!」
「零下二十度対応の寝袋を用意しろ!」  言われるままに、準備を整えた。  
最高ランクの羽毛寝袋を含む、キャンプ用品の一切合財をリュックに詰め込み、成田に向かう。
機上の人となった。日本航空のデリー直行便。これがインド航空機であれば、いきなりカレーの匂いに迎えられることだろう。  しかし、日航機は。その匂いの片鱗もなく、あくまで味噌、醤油である。  客室乗務員は、みな日本人で、アイソ笑いで迎えてくれた。   成田を発つと、その先が長いの何の……。  夕方、ニューデリー国際空港に到着した。  

だれかの小説で、ニューデリーの飛行場は甘いパパイヤの香りがする……。
というようなことが書かれていたことを思い出した。  しかし、パパイヤの匂い、香りはしなかった。  それより、インドは暑いという言葉を信用していたオレには「意外と涼しい場所」に思えて、パパイヤの香りは頭から吹っ飛んでいた。 
 コンクリートと大理石で作られた空港ビルはひんやりとしていたのである。   
入国審査を終え、手荷物を受け取る。   
怪しいインド人が近づいてくる。見るからにインド人だ。ターバンこそ頭に巻いていないが、インドネシア人では断じてない。  
「ナマステ、ウエルカム、インディア……」  
「東京カラ来マシタネ。  いすらえる人ノ冒険どらいぶニ参加シマスネ……」  そんなことを英語でいうと、用意したクルマに連れて行かれる。
 空港ビルから一歩、外に出ると、やはりインドは暑い。  いきなり汗がどっと噴出す。
「冗談じゃネェよ。俺は爺少年だ」  とばかりに、二つ、三つ返事で話に乗った。
ところが、これまでイスラエル人と口を聞いたことも、つきあいもない。
 イスラエルか…  場所は地中海の一番奥。
 パレスチナ自治区とユダヤ教vsイスラム教の宗教紛争を起こしている国だ。
 そのイスラエル人と共に、多宗教国家であるインドを走る。
しかも、走る場所はインド北部。
 ここでインドは、隣国パキスタンと国境を巡って紛争が起きている。  さぁて、どうなるのか……。
 

<続く>

デリー到着の翌朝。ホテルの窓から見たデリーの風景。 庶民の足、一番安価なタクシー。オートリキシャである。その後ろに停まっているのが、インドの大衆車、ヒンドスタン。
空港警備のジムニーと警察のパトカーもジムニー。インドでジムニーは大人気のクルマ。どこでもよく走る、経済的なクルマであることは万人が認めるところだ。
Written by 西村 光生
チャレンジ 三宅島 モーターサイクルフェスティバル
MSTV編集の「昭和二十年DVD-BOX」映画を超えた真実のフィルム!発売中!
mstv.jp関連&推薦作品
シルクロード 砂漠紀行
インド
キャンギャル コレクション
©2011 MSTV.JP All Rights Reserved.